シリア北部の広範囲を支配するクルド人勢力幹部のイルハム・アフメド氏は、クルド人民兵組織とトルコの紛争停止のために米国とフランスの軍部隊が国境の安全保障に従事する案が協議されていると明らかにした。フランス語放送「TV5モンド」が発言を伝えた。
【ロンドン=下川真理恵】フランスのバロ外相は8日、欧州連合(EU)が対シリア制裁を一部解除する可能性があると述べた。米国はすでに人道支援を目的に制裁の緩和を決めており、EUも続く可能性がある。一方、シリア暫定政権が同国を安定に導けるかは不透明で、米欧 ...
シリアで独裁的な政権が崩壊して8日で1か月となりました。新たな国づくりを進める暫定政権は、国民の融和を図りながら不安定な国内を安定させていく難しいかじ取りを求められています。
シリアで独裁的なアサド政権が先月8日に崩壊して、まもなく1か月となります。NHKの取材班は6日、シリアに入りました。変わりつつある現地で取材を進めると住民の「希望」と「不安」が見えてきました。
2024年12月8日、シリアのアサド政権が倒れた。翌日のドイツでは、その報に狂喜したシリア難民が「祖国解放」を祝って街に繰(く)り出し、各地で歌えや踊れやの大騒ぎとなった。
ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、シリアのバシャル・アサド前大統領が12月に反政府勢力によって追放される前から、アサドからの電話には「出なくなっていた」。プーチンの元側近が明かした。
シリアのアサド政権が崩壊し、旧反体制派HTSを中心とする暫定政府と関係各国との交渉が始まっている。最初の課題は欧米による制裁の解除だが、米国もEUも今後のHTSの方針が確認できるまでは様子見の構えだ。シリアを巡って争うイスラエル、トルコ、クルド人勢力 ...
シリア暫定政府のシェイバニ外相は7日、さまざまな民族・宗派の代表ら千人以上を集めて今月初旬に開く予定だった国民対話会議を延期したと明らかにした。暫定政府は、国内融和や結束を訴える考えだった。アサド政権崩壊から8日で1カ月になるが、一部地域で交戦が続き ...
【カイロ時事】シリア旧反体制派の主力組織「シャーム解放機構」(HTS)が主導する暫定政府は、中東や欧米諸国との外交を活発化させている。アサド政権の崩壊でシリアを巡る中東勢力図が流動化する中、同政権を支えたロシアやイランに代わる支援国を確保できるかが、 ...
[パリ/ベルリン 8日 ロイター] - フランスのバロ外相は8日、欧州連合(EU)の対シリア制裁について、人道支援や復興の妨げとなっている措置を早期に解除する可能性があると明らかにした。
【イスタンブール=渡辺夏奈】シリア暫定政権のシェイバニ外相は7日、中東歴訪の一環でヨルダンを訪問し、サファディ外相と会談した。穏健路線を強調し、国際社会に暫定政権との関係構築を迫る。一方、アサド政権崩壊から1カ月たった現在も新政権に移行する具体的な見 ...