年明け以降にポンド安の流れが強まった背景には、英国経済の成長の弱さが材料視された事情があるようだ。英国統計局が12月23日に発表した2024年7-9月期の実質成長率の改定値は前期比0%で、速報値の0.1%から下方修正された。市場予想(0.1%)も下回 ...
アメリカの株式市場が米政府による半導体輸出規制をめぐる懸念で下押しされた。S&P500種株価指数の13日の終値は前週末比0.16%高。12月雇用統計が悪材料視された前週末の急落からの反発は弱く、見通しへの不安が残った。S&P500の足を引っ張ったのは ...
米金利と米ドルの上昇が重石となり、13日のNY金先物相場(2月物)は1.3%の急反落となった。スポット価格は2,690ドル台からサポートラインへ転換する可能性がある75日線(2,656レベル)まで下落した。
インフレ再燃が意識され米金利の上昇幅が拡大。金利上昇のリスクが米国株の重石となっている。S&P500は先週10日、一時100日線を下方ブレイクした。今週の物価指数でインフレ懸念が高まれば、株安の進行を警戒したい。
先週10日のアメリカ経済指標は米金利の上昇要因となった。しかし、日米利回り格差の拡大は抑制されている。日銀の追加利上げが意識され、国内金利の上昇幅も拡大しているためだ。今週は日銀の氷見野副総裁の言動と米国の物価指数(PPI / ...
米国の株安傾向が続けば、3連休明けの日経平均の見通しを下押しする可能性がある。大阪取引所の日経平均先物は11日午前6時までの夜間取引を3万8770円で終えた。また雇用統計を受けた円安圧力の強まりは日経平均の追い風になることも考えられるが、2024年7 ...
アメリカの株式市場が良好な経済状況に嫌気を示した。S&P500種株価指数の10日の終値は1週間前比で1.94%安。好調だった半導体大手NVIDIA(エヌビディア)の株価も週次で下落しており、投資家の楽観ムードは後退した。10日に発表された2024年1 ...
アメリカの株式市場で半導体株への期待が改めて膨らんでいる。S&P500種株価指数の6日の終値は前週末比0.55%高で、2営業日連続の上昇。NVIDIA(エヌビディア)の株価が最高値を更新するなど、半導体株の上昇がそろって勢いづいたことが追い風となった ...
米国の長期金利は4.7%を視野に上昇基調にある。米金利の上昇は米国株の重石となっている。マグニフィセントセブンも例外ではない。最高値を更新したエヌビディア( NVDA )は7日の株式市場で6%の急反落となった。トランプ銘柄の代表格であるテスラ( ...
半導体受託製造で世界最大の台湾積体電路製造(TSMC)が16日に行う2024年10-12月期決算発表は2025年の半導体市場に関する見通しが焦点だ。TSMCが半導体市場に強気な見通しを示せば、短期的には世界の半導体株の追い風になることも考えられる。た ...
ドル円相場で円安がじわじわと進んでいる。ドル円相場のニューヨーク市場での終値は9日までの3日連続で158円台。2024年7月以来の円安水準で、年末の157円台からは1円程度の円安が進んでいる。背景にはアメリカの長期金利(10年物米国債利回り)の上昇が ...
英国の10年債利回りは9日、2008年以来となる4.9%まで上昇する局面が見られた。外為市場では対米ドルで英ポンドの下落幅が拡大。2022年の「トラス・ショック」がよぎる。ポンド円、今日の見通し。