日本製鉄によるUSスチール買収計画を審査した対米外国投資委員会(CFIUS)議長のイエレン米財務長官は8日、「我々は要求通りに分析結果を大統領に提出し、大統領がこの問題を決定した」と述べ、CFIUSの手続きに問題はなく、最終判断はバイデン大統領に委ね ...
会議でまとめた決議では、これまでに禁止命令が出たのは「ほとんどが中国企業による投資案件だ」と指摘。米国への投資が日米の経済関係を深めてきたとして、「日本企業が投資に二の足を踏むような事態は望ましくない」とした。
日本製鉄によるUSスチール買収計画での日米の対応には不可解なことが多い。バイデン大統領の禁止命令は政治的な思惑による不合理な決定だと思うが、日本製鉄が生産量の拡大にこだわっているように見えるのも時代遅れの発想のように思われる。なぜ買収を進めようとする ...
自民党の経済安全保障推進本部と経済産業部会は9日、バイデン米大統領が日本製鉄による米鉄鋼大手USスチールの買収計画の中止を命じたのを受けて党本部で合同の会合を開いた。米政府への命令撤回の要請などを日本政府に求めた。小林鷹之経済安保推進本部長は買収中止 ...
【ワシントン=塩原永久】イエレン米財務長官は8日、米CNBCテレビで、日本製鉄による米鉄鋼大手USスチールの買収計画の審査が「徹底的な分析」に基づいて行われたと述べた。審査を踏まえ買収を禁じたバイデン大統領に対し、両社は訴訟提起を表明したが、イエレン ...
【読売新聞】 【ワシントン=田中宏幸】米国のイエレン財務長官は8日、日本製鉄による米鉄鋼大手USスチールの買収計画を審査した米政府の対米外国投資委員会(CFIUS)の手続きは通常と変わらず適切だったと強調した。米CNBCのインタビュ ...
岩屋外相は7日、訪日中のアメリカのブリンケン国務長官と日米外相会談を行い、バイデン大統領が出した日本製鉄によるUSスチール買収禁止命令について「懸念の払拭」を求めた。岩屋外務大臣は7日、ブリンケン国務長官と会談し、USスチールの買収計画について意見を ...
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日鉄がUSスチールを約141億ドル(約2兆円)で買収する方針を表明したのは、2023年12月18日だった。経営再建中のUSスチールは同年夏、自力での再建をあきらめ、身売りを表明。米同業との争奪戦の末、日鉄による買収で両社が合意に達した。