カナダの連邦議会、3月24日まで休会…トルドー首相辞任で与党 ...
【ニューヨーク=山本貴徳】カナダのジャスティン・トルドー首相(53)は6日、首相を辞任する意向を表明した。自らが率いる与党・自由党の党首からも退く。住宅価格の高騰などで支持率が低迷し、党内外から辞任圧力が強まっていた。 【写真】トルドー首相と別居を決めた妻のソフィーさん トルドー氏は記者会見で「この国は次の総選挙で真の選択を行うべきであり、党内抗争を繰り広げる必要があるなら、私は最善の選択肢にはなれない」と説明した。新たな党首が決まるまでは首相を続投する。 トルドー氏は連邦議会を3月24日まで休会することも明らかにした。自由党はこの間に後任の党首選びを進める見通しだ。自由党は議会の最大勢力だが、過半数に満たない少数与党で、新たな党首の選出後も、野党の一部協力が必要になるとみられている。