独裁的な政権が崩壊したシリアで、新たに発足した暫定政権の閣僚が首都ダマスカスで9日、NHKのインタビューに応じ、長年の内戦で疲弊した経済の再建と国民の融和に取り組む決意を示し、日本を含む国際社会に支援や投資を呼びかけました。
【ロンドン=下川真理恵】フランスのバロ外相は8日、欧州連合(EU)が対シリア制裁を一部解除する可能性があると述べた。米国はすでに人道支援を目的に制裁の緩和を決めており、EUも続く可能性がある。一方、シリア暫定政権が同国を安定に導けるかは不透明で、米欧 ...
【カイロ時事】シリア旧反体制派の主力組織「シャーム解放機構」(HTS)が主導する暫定政府は、中東や欧米諸国との外交を活発化させている。アサド政権の崩壊でシリアを巡る中東勢力図が流動化する中、同政権を支えたロシアやイランに代わる支援国を確保できるかが、 ...
シリアのアサド政権が崩壊し、旧反体制派HTSを中心とする暫定政府と関係各国との交渉が始まっている。最初の課題は欧米による制裁の解除だが、米国もEUも今後のHTSの方針が確認できるまでは様子見の構えだ。シリアを巡って争うイスラエル、トルコ、クルド人勢力 ...
シリア北部の広範囲を支配するクルド人勢力幹部のイルハム・アフメド氏は、クルド人民兵組織とトルコの紛争停止のために米国とフランスの軍部隊が国境の安全保障に従事する案が協議されていると明らかにした。フランス語放送「TV5モンド」が発言を伝えた。
シリア暫定政府のシェイバニ外相は7日、さまざまな民族・宗派の代表ら千人以上を集めて今月初旬に開く予定だった国民対話会議を延期したと明らかにした。暫定政府は、国内融和や結束を訴える考えだった。アサド政権崩壊から8日で1カ月になるが、一部地域で交戦が続き ...
シリアのアサド政権が崩壊してから8日で1カ月。前政権下の恐怖政治が終わって国民には安堵(あんど)感が漂う一方、旧政府軍の残党との間や旧反体制諸派同士の衝突は絶えていない。暫定政権は国のかじ取りに微妙なバランス感覚を求められている。
【イスタンブール=渡辺夏奈】シリア暫定政権のシェイバニ外相は7日、中東歴訪の一環でヨルダンを訪問し、サファディ外相と会談した。穏健路線を強調し、国際社会に暫定政権との関係構築を迫る。一方、アサド政権崩壊から1カ月たった現在も新政権に移行する具体的な見 ...
【1月8日 AFP】トルコのハカン・フィダン外相は7日、シリアのバッシャール・アサド大統領失脚後、「無血」の政権移行に向けトルコが求める条件が受け入れられない場合、クルド人勢力に対する軍事作戦を開始する可能性があると警告した ...