[ダボス 23日 ロイター] - 北大西洋条約機構(NATO)のルッテ事務総長は23日、米国にウクライナ向け兵器供与を継続するよう求め、その費用は欧州が支払うと表明した。
ルッテ氏はウクライナ戦争について「中国と北朝鮮、イラン、ロシアが連携した地政学的な紛争だ」と指摘。トランプ氏がウクライナ支援に消極的であるのを踏まえ「ウクライナに対する支援を拡大させるべきであり、決して縮小させてはならない」と述べた。
石破茂首相は21日、北大西洋条約機構(NATO)のルッテ事務総長と就任後初めて、約15分間、電話協議した。首相は、北朝鮮とロシアの軍事協力の進展などを踏まえ「欧州とインド太平洋の安全保障関係が不可分となっており、NATOとの協力をさらに強化したい」と ...
北大西洋条約機構 (NATO)との連携を強化するため、日本政府はこのほど、ブリュッセルの在 ベルギー 日本大使館 内に設置していたNATOの日本政府代表部を独立させた。新たに専任の大使として着任した伊沢修大使は22日、「 防衛省 ...
戦闘での優勢にますます自信を深めているプーチン氏は、ウクライナがNATOに加盟する可能性を完全になくし、同国の軍事能力に制限を課すという自身の目標を断固達成する決意だと、ロシア大統領府の意向に詳しい関係者は説明。関係者は取り扱いに注意を要する情報を話しているとして、匿名を要請した。
【ワシントン時事】米国務省は23日、ルビオ長官が22日に北大西洋条約機構(NATO)のルッテ事務総長と電話会談したと発表した。両氏はロシアによるウクライナ侵攻の終結の重要性について協議。NATO加盟国の国防費負担を巡っても意見交換した。
【ブリュッセル時事】北大西洋条約機構(NATO)のルッテ事務総長は23日、スイスで開催中の世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)のイベントで、ウクライナ支援を巡り、欧州がさらなる負担を引き受けるべきだとの考えを示した。米国がウクライナへの武器供給を継続することが不可欠だとして、費用を欧州が支払う用意があると強調した。ロイター通信が伝えた。
トランプ次期米大統領の就任を前に、欧州の有志国によるウクライナへの平和維持部隊の派遣がロシアによる侵攻をめぐる停戦構想の焦点に浮上している。北大西洋条約機構(NATO)へ加盟できない間のウクライナの安全を保証しつつ、ロシアと交渉を進める狙いだが、慎重 ...
NATOのルッテ事務総長は、ウクライナ戦争の停戦を目指しロシアに圧力をかけるトランプ大統領のアプローチに全面的な支持を表明した。事務総長はダボス会議でインタビューに応じ、「ロシアに追加制裁を科すとソーシャルメディアへの投稿で脅したトランプ大統領の戦略 ...
石破茂首相は21日、北大西洋条約機構(NATO)のルッテ事務総長と電話会談し、ロシアによるウクライナ侵略など、地域を越えて同志国で対処すべき課題に関し、引き続き緊密に協力していく方針で一致した。
ウクライナのゼレンスキー大統領は、強く求めていたNATO=北大西洋条約機構への加盟について「アメリカ次第だ」と述べ、停戦をにらんでロシアのプーチン大統領とも会談するとみられる、トランプ大統領の判断に委ねられるという考えを示しました。