2歳10カ月の男児が頸部リンパ管腫へのピシバニールを用いた硬化療法後に死亡した、「東京女子医大事件」の第22回公判が1月27日、東京地裁(細谷泰暢裁判長)で開かれ、検察官から依頼を受け男児の死因を検証した小児麻酔・集中治療を専門とする医師は、「プロポフォールが比較的大量に投与されたことに伴うプロポフォール注入症候群(PRIS)であると判断する」と証言した。
医師の「通販」にまつわる意識調査Vol.2では、通販のメリットとデメリットにスポットを当てます。先生方は通販のどこに魅力を感じ、どんな問題を抱えているのでしょうか? 実際に購入したものの中から、満足した商品と失敗した商品についても、先生方のリアルな声をお届け。通販利用が増え続ける一方の今、医師の本音に迫ります。
全国医師連盟は1月26日、「日本の事故調査をどう変えるべきか?」をテーマにシンポジウムを開催、理事の中島恒夫氏は、「医療事故調査の唯一の目的は、さらなる事故の発生を防止すること」と述べ、「ISO 5665」の成立を受けて、「恨みと責任追及」ではなく、再発防止に向けた学習型の事故調査に転換する必要性を訴えた。
試験前の体調管理は何より重要なもの。国試直前に体調不良となった医学生を救ったのは―――本連載では、現役医学生や医師の皆様からお寄せいただいた医学生時代の思い出のエピソードをKADOKAWAとのタイアップでお届けします。
もしかしたら鬼やおばけのような得体の知れない怖いものに惹かれてしまう子供心故なのかもしれないが、それだけ「お医者さん」は身近な存在であり、人生の序盤から登場して我々の生活に寄り添い続け、「人の病気を治す」という誰にとっても端的にわかりやすい仕事なのだと思う。子供達が「銀行の貸金庫屋さんごっこ」や「ちょこザップ屋さんごっこ」をやっているのを見たことはないし、「外資系コンサル会社」がいったい普段何をし ...
メディアでも活躍する18年目の外科医、中山祐次郎氏が医療界内外の「憧れの人」に会いに行く対談企画「一介の外科医、憧れの人に会いに行く」。第54弾は福井大学医学部附属病院麻酔科蘇生科で非常勤医として働く品川(関)久美子氏にご登場いただき、麻酔科の魅力、初期研修医が麻酔科を回る理由などについて話しました(2024年12月13日に対談。全3回の連載)。
2025年がスタートし、今年の旅の計画を立て始めている方もいらっしゃるかもしれません。ホテルや旅館の宿泊費、飲食費などが高騰する中、旅行費用は少しでも抑えたいものです。そんな時検討したいのは航空会社や旅行会社などが行っているお得な「旅行積立」です。
専門医資格を取得したばかりの医師がすぐに医局を辞めるケースが増えていると聞きます。かつては、専門医や学位をしたあとはお礼奉公として医局に礼を尽くすのが一般的とされてきましたが、医師の価値観にも変化が見られるようです。なかには医局を辞めてすぐにフリーランスになる、というケースもあるのだとか。今回はそんな、専門医取得直後のフリーランス転向について、皆様のお考えを伺いました。レポートは医師ライターの滝沢 ...
駿台予備校とベネッセコーポレーションは、大学入学共通テスト(1月18~19日実施)受験生の81.6%に当たる40万3901人分の自己採点や出願予定に関する集計「データネット2025」を公表した。国公立大の医学部医学科(前期後期)を第一志望とした受験生は延べ2万2179人で、前年度の延べ1万9890人から11.5%増えた。
コロナ禍で大きく発展した通販。「家計消費状況調査 結果の概況」(総務省統計局)によると、ネットショッピング利用世帯の割合は、2021年には初めて50%の大台を超える52.7%に達し、2023年最新の調査でも53.5%と、利用者は着実に増え続けています。そこでDoctors LIFESTYLEでは、医師の皆さまを対象に「通販」にまつわるアンケート調査を実施、先生方の通販の利用実態に注目しました。いつ ...
2月の主役はめぐみちゃん。かわいがってきた「ちいかわちゃん」と、お別れのとき……姉の心配が現実に…?――初期研修医になった姉・このみと、医学部2年の妹・めぐみの成長を描く『医大生と研修医ですがなにか』、どうぞお楽しみください!
今冬、インフルエンザが過去最多レベルで流行し、抗ウイルス薬の出荷制限も起きた。m3.com会員に現在、インフルエンザ薬の充足を尋ねたところ、薬剤師の46.5%が「不足している」と答えた。開業医では「足りている」、勤務医では「不足している」が多数だったが、分からないという回答も目立った。一方、今後の見通しについては、調査時期と重なる1月中旬がピークという見方が多かった。「患者数が予想を超え抗ウイルス ...